守ろう!憲法9条 習志野市民の集い 主催者あいさつ

2007.05.12.14:00

 皆さんこんにちは 津田沼九条の会の小島昌夫です.私は敗戦のときちょうど20歳,大学の一年生でした¡炎天下、突き抜けるような真っ青な空のもとで玉音放送を聞き敗戦に打ちのめされましたが、夕闇の中にぽつぽつと灯りがともりはじめるのを見て平和を実感し生きていいんだと涙がとまりませんでした。しかしそのときはこの戦争を侵略戦争とは思っていませんでした。その後、国が私達国民に侵略戦争の真実を隠していたことを知って大変なショックを受け教育の恐ろしさと重大さを知りました。そのとき二度と戦時中のような教育を行ってはならないと痛感し当時アルバイトとして考えていた教師を一生の仕事と決め、「教え子を戦場に送らない」ことを胸に刻みつつ38年間都立高校の教師を,その後十年ほど大学で教員養成に携わってきました。 
さて本日のこの会は習志野市につくられた四つの九条の会がはじめて一緒に開く市民集会です。九条の会は今から3年前2004年(平成16年)6月€イラク戦争など世界の平和の危機のなかで、急速にきな臭くなってきた日本の政治を心配した戦中派・戦後派の九人の文化人の方々、ノーベル賞作家の大江健三郎さん、ひょっこりひょうたん島の脚本を書いた井上ひさしさん、評論家の加藤周一さん、鶴見俊輔さん、作家の澤地久枝さん、小田実さん、憲法学者の奥平康弘さん哲学者の梅原猛さん、三木元首相夫人の三木睦子さんなど日本の知性・良心を代表する方々が¢日本を戦争をする国に絶対にしてはならない」¢憲法九条は日本のためだけではなくこれからの世界平和の大切な宝」、「思想・信条・宗教・立場の違いを超え憲法九条を守る一点で協力共同する国民的な運動を」と呼びかけたことをきっかけに全国に草の根から作られこの参年間で六千を超えています。参加する方々もカトリック大司教などクリスチャンの方々、金閣寺・銀閣寺の管長の有馬頼底さんなど仏教家の方々、経済同友会終身幹事の品川正治さん、石川県、高知県の元自民党幹事長で県議会議長だった方々など多彩です。習志野の四つの九条の会もこの呼びかけに応えてつくられました。その歩みについては資料をご覧ください。
 
 本日の会は習志野市、市教育委員会の後援を得ております。習志野市は戦前の大練兵場、戦後は自衛隊空挺部隊のある基地の町の歴史を背負わされていますが一方千葉県で最初の非核平和都市宣言の実績を持ち、毎年ヒロシマ、ナガサキに生徒代表を参加させています。またイラク戦争に際しては「武力攻撃反対、外交的努力を」の市議会決議を全会一致で決め、市長がアメリカ大使へ書簡を送っています。今日のイラクの悲惨な状況を考えるとすばらしい見識だったと思います、こういうこれまでの実績と努力が本日の市の後援を可能にしていると思います。
 本日公演をしていただくチェリブロッサムの方々は地域の小中学校で教鞭を執りつつ音楽文化育成に力をつくされてきた湾岸九条の会員で指揮者の田久保裕一氏の教え子さんたちです。本日の集会がこういう平和であればこそ培われた地域文化に支えれて開くことができたことを喜び合いたいとおもいます。
 全国で六千を超えたこういう草の根の九条の会の活動はこの3年間で日本の社会状況を大きく変化させてきました。資料に紹介しましたように、九条の会は文字通り思想信条宗教の違い政治的立場の違いを超えた多様な人々の運動に発展しています。カソリックの大主教さん等クリスチャンの方々,各仏教の宗徒さん、例えば金閣寺,銀閣寺のの官長をされた有馬頼禎さんなど、また自民党や経済同友会など多彩な方々が参加され着実に広がっています。それによって憲法問題をめぐる世論を確実に変化させてきました。最近のどの世論調査でも「九条を守れ」は「改正を」よりも遙かに多くなっています。九条だけではありません。憲法改正の意見は一時は70%を超していましたがこの参年間でどんどん減少してきました。沖縄でははっきり逆転しました。九条を持つ戦後の憲法が日本の平和と発展に役立ったという意見は圧倒的に多数になっています。
  安倍首相はブッシュ大統領にあって「イラク派兵の継続」「今後もイラクのような事態が起こればもっとはっきり軍事力を送れる日本にする」と約束しています。世論の8割が「慎重審議」を求めている国民投票法案を14日に強行しようとしているなど暴走が目立ちます。こういう安倍改憲論には反対が多数になっています。それはこの間の草の根からの九条を守る運動の成果であるとマスコミも報道するようになりました。私達の草の根の運動が世論を着実に変えつつあり、今後も変えていくことに確信をもって運動していくことを誓い合って主催者の挨拶とさせていただきます。


それぞれの九条の会に共通する特徴は、(1)九人の呼びかけに心から賛同したひとりひとりが主体的に知り合いに働きかけあって草の根から作り上げた、(2)戦争体験や戦時中の体験を是非伝えたい、是非聞きたいというところから始まっている。(3)なぜ「改憲」へ向けての政治がこんなに暴走しているのかいまの社会状況を話し合い勉強したいということです。そういうことで本日の集会には青春時代を戦時中戦後の時代送られ二度と戦争を起こさせまいとの強い決意で生きてこられた詩人の小森香子さんのお話をお伺いすることになりました。
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