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「まもろう平和! 習志野市民の集い′11」集会アピール

2011.09.06.14:26

集会アピール
 東日本を襲った未曾有の大震災は、2万人を超える死者、行方不明者をだし、半年を経過した今も、被災者に大きな苦難を強いています。
 震災直後に起きた東京電力福島第一原子力発電所の深刻かつ重大な事故は、今もなお被害が広がり続けており、収束の展望は見えていません。国民の7割が原子力発電に反対を表明し、原発を作り続けてきた「国策」への批判を生み出しています。浜岡原発の一時停止は、こうした国民的世論が、これまでの政権の基本政策を覆して、実現させたものに他なりません。
 東日本大震災からの復興や被災地支援、原発からの撤退、再生可能エネルギーへの移行などをめぐって、いま日本ではかってない国民的な共同の流れができています。ここに、これからの日本を託せる大きな力をみることかできると思います。
 新しい内閣が生まれました。この内閣に求められていることは、まず一番に、被災地住民に寄り添い、民意を生かした復興策を、一日も早く実現することです。しかし、いま警戒しなければならないことは、この災害に乗じて、大連立を画策し、危機管理、体制整備を名目に進められようとしている「改憲」や「大増税」への策動です。
 私たちは今、これからの日本のありかたを真剣に考えなければならない時がきていると思います。その機運は、国民の間に大きく高まってきています。私たちは、これまで「9条の会」が進めてきたような、国民のいのちと暮らしを守る、安心・安全そして平和な日本を築く国民的な運動をいっそう大きく広げていかなければならないと考えます。
 今、世界は大きく変動しています。中南米諸国の独立と平和を求める勤き、中東諸国の相次ぐ民主化への動向など、植民地的支配や権力の横暴を許さない諸国民の力が大きく台頭してきています。アジア諸国間の課題の解決も、平和共存の大きな流れのなかでこそ可能であると考えます。
 我が国でも、敗戦以来66年間、安保体制下の矛盾をかかえながらも、平和憲法と9条を掲げ続けてきたことが、今日の世界平和への国際的世論をつくりだすことに、実に大きな役割を果たしてきたことを、ここに確認し合いたいと思います。「民意が世論を変え、歴史を変える」という原則は、どんなときも揺るがない、これまでの人類の歴史が証明済みの原則です。国民が民主的論議による日本社会の変革を望んでいる今日、新政権下で平和と民主主義の危機が加速することがないように、憲法9条を守ろうという一点で進めてきた9条の会の活動を、いちだんと発展させていかなければならない時期がきています。
 私たちは、本日、「まもろう平和! 習志野市民の集い′11」を機に、あらためて憲法と9条の意義を確かめ合う国民的論議をより深め、平和を守る運動を草の根に広げていくことをお互いに誓い合おうではありませんか。

   2011年9月4日
              まもろう平和! 習志野市民の集い′11
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